「釧根見て歩き」というタイトルで毎月、釧路新聞に記事を書かせていただいていますが、釧路管内で行っていないのは標茶だけとなりました。

ということで、先日、標茶町役場と標茶高校にお邪魔してきました。

前職の関係で地名だけは詳しくなった私、特に「塘路」は印象に残っている地名でした。(携帯電話の大きな基地局があるのです^^)

白糠町から標茶町市街まではクルマで2時間ちょっと。釧路管内のほかの地域とはまた違った風景がありました。
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サルボ展望台から見た塘路湖です、いい景色です。

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展望台に続く道では森林浴が楽しめます。

そして、標茶高校に到着です。
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校門から校舎に続く白樺並木がとってもきれい。
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標茶高校の敷地は255ha、東京ドーム55個分だそうです(@@)デカーっ!
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北大農学部を思わせる景色です。(北大は遊びに行ったことしかないですけどね)

標茶高校はもともと農業高校だったのですが、平成12年から総合学科制を取り、1年次に「産業社会と人間」という科目で職業について学び、2年と3年で「文理」「地域環境」「酪農科学」「食品科学」「アグリビジネス」という系列の中から自分自身が学びたい40単位を選択するという仕組みです。

今回は西田校長先生にいろいろなお話を伺いました。

実は白糠町でも今後、地元の白糠高校の生徒と共同で町の活性化に繋げることができないかと模索中で、そういった面で先駆けとなっている標茶高校のお話を聞いて勉強したかったのです。

標茶高校は自分たちで育て加工した乳製品や食肉加工品、お花などを町や観光協会と共同で販売し、町おこしの一端を担っている学校です。
月に1度の「うまいもの発見市場」では商品があっという間に完売になってしまうほど、町民にも広く受け入れられているそうです。

自然や動植物とふれあい、自分たちで生産したものを加工して実際にお客様に販売する、この6次産業を高校生のうちに体験できるのはとても貴重な経験だと思います。

学習の場としてはとてもいい環境が整っています。
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乳製品加工室

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花きの温室

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最新設備の牛舎

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全く臭いのしない牛舎です。

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搾乳は自動搾乳機で行われ、牛の個体データも全てコンピュータで管理されています。

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搾乳機からコンニチワ。

牛舎の臭いがしないのは糞尿を水分と固形分に分離し、固形分は乾燥させて処理をしているからだそうです。
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この通り、近づいてもまったく臭くありませんでした。

豚舎にはかわいいブタさん。
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そして外で学習している生徒さんたちを発見
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「湿原の科学」という科目で、人工的に湿原の環境を作り、そこで水の浄化と生態系との関係を調べて学んでいるんだそうです。
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大きな螺湾(らわん)ブキを持ってハイ、チーズ!

こうしていろんなことを学んだ生徒さんたちは共同作業や販売経験を通してコミュニケーション能力や職業に対する意識を養っていくので、社会に出ることに対しても臆さなくなるんだそうです。

勉強だけするのではなく、子供が将来の自分のことをしっかり考えられる環境を作ってあげるのも大人の役目だなぁと強く思います。

ただひとつ、卒業したあと、地元に雇用先が少ないのも事実だそうで、とっても残念に思いました。

こういう学校が大人にも門戸を開けば、きっとたくさんの人が学びたいって言うだろうなぁと思いました。
実際に私も学びたくなりました。

もう一回、10代に戻れないかしら・・・。

帰り道には夕日がきれいなシラルトロ湖が見えましたよ。
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最後にこの日のランチ
標茶高校にほど近いところに見つけた「カフェミント」さんでハンバーグランチにしました。
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付け合せのサラダもポテトもたっぷり、きのこのハンバーグソースもとっても美味しかったです。

店内もとてもおしゃれできれい
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そして驚いたのはトイレ
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すっごくステキな空間でした。

ということで、いろんな発見をしたよい1日でした。
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コメント:

No title

大事なことが抜けている…

「1949年1月 - 白糠分校(現在の北海道白糠高等学校)を設置する。」

そうです!
白糠高校は、当時の標茶農業高校の分校として開校したんですよ。
して、今年退職されたT部長の母校でもあります。

しらぬかファン様

> 大事なことが抜けている…
> 「1949年1月 - 白糠分校(現在の北海道白糠高等学校)を設置する。」

コメントありがとうございます!
そして、驚きました。調べてみたら確かにその通りでした!

•昭和24年1月26日
 北海道立標茶農業高等学校白糠分校設立許可(定時制課程被服科1間口)

標茶高校と白糠高校がそんなに深い縁があったとは・・・。
そしてT元部長の母校だったとは。

勉強になります、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします m(_ _)m
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Author:Gab
縁あって白糠町で働くことになり、
2011年5月に引っ越してきました。

白糠町、そして釧路管内の魅力をたくさんご紹介したいと思います。

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